想い出の作品2

07.27

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精道小学校・ルルド・盲導犬 003

「その1」

阪神大震災のあと、たくさんのお子さんたちが犠牲になられた芦屋の精道小学校の慰霊碑をデザインすることになりました。
いろいろと制作コンセプトを考えたのですが、最終的には白紙の状態でイメージに湧いてきた印象を形にするしかありませんでした。
グランドで走り回るみんなと空に羽ばたき一緒に遊ぶ姿・・・永遠の希望の中に・・・多くのイメージが交錯していたのです。
それから既に十数年の時が経ち、3年前には東北の大震災と大津波といった未曾有の災害に見舞われました。
しっかりとした気持ちを持って、耐え生き抜いて行かなければならない試練が続くものです・・・。

 

精道小学校・ルルド・盲導犬 025

「その2」

これは、兵庫県盲導犬協会の退役盲導犬の慰霊碑です。
どんな形状にしようかと4案をデザインして選んで頂きました。
会長さんが目の見えない方だった事もあり、デザインの前に直接お話しをお聞きしました。
「私たちには形が見えませんので、出来る事なら触って判る形であればいいと思います」という言葉に、ストレートな発想になりました。
加工・制作は中国で行ったのですが、あいにく「レトリバー」は制作に当る彼らが見た事の無い犬。
写真と各部の寸法の指定で、なんとか犬らしくなりました。
3匹の子犬は適当に自分のイメージでデッサンをしたのですが、よじ登る子犬の制作指示の絵は描きにくかったな~って思い出があります。
生まれてから亡くなるまでに、4人の主人に仕えることになる盲導犬。制作した頃は、優秀な犬を生産するためにニュージーランドからやってきた2匹の可愛い子犬もいました。

 

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