職人のこだわり

墓石業のこだわり

職人気質によって育まれてきた墓石業界あるいは石彫技術。それぞれの町や村に一軒の石材店。それから現在の業界事情に至るまで多くの変遷を辿って来ました。そして、墓石ブームも収まり、それが代替わりの時期とも重なることも多かったのではないでしょうか。

パーソナル・コンピュータの普及によるCADソフトやデータ送信の発達、本当に10年ほどで業界内部のシステムも激変してしまいました。現在では全国の石材店がWEB産業にも網羅され、どのようにアピールをし活用して行くかという事が非常に大切な課題となっています。つまり、どのようにすれば魅力的なインパクトになり、差別化を図って行けるかが焦点となってゆきます。

では、WEB上において「職人のこだわり」がどのようにすれば理解されるのか、認められるのか、あるいはその事がお客様の意思決定(契約)に結びついて行くのかを事を考える必要があります。幸いなことに、その展開方法と手段を決めれば、それぞれの要望を満たせる制作技術を持ったクリエーターと呼ばれる若者たちはたくさん居ます。

もちろん、中国などでの加工に於いては、加工する人が判るように重要なポイントとなる部分の加工指示書を手書きで描けるくらいの経験や熟練度があればいいのですが、そう言った事は望めない時代となりました。それらのポイントと言うのは、個々の部位の仕上げや、デザイン上における「品質感」を高める為に非常に大切なものです。パンフレットの制作一つをとっても、何を強調するべきなのか、どこが商品の品質表現のポイントとなるのかなどを指摘をしないと、パンフレットの制作のプロではあっても、画一的なテクニックのものになってしまいます。彼らは、商品や営業ノウハウに対してはずぶの素人なのです。もちろん、店舗作りなどにおいても、彼らを使うくらいの気持ちでプロとしてのポイントを指摘をしておかないと「素人の遊び」あるいは「実績作りの手段」にされてしまいかねません。また、曖昧なイメージや希望の伝達だけで任せてしまうと、墓石業という業種における特殊性や事情が設計要素に取り込まれず素人の理屈の範囲を脱しえないものになります。つまり、いかに業界のプロとしての命題を与えて、その課題を設計に反映させるかというデザイナーを使う(生かす)ノウハウが求められるのです。

 

(制作継続中)

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